ソープヒストリア

歴30年越えソーパー

美味しいラーメン屋のマスターと指名埋まる子のやりとり。

イイ女とラーメン屋

イイ女とラーメン屋


まだまだ、景気の良い頃のソプでは挨拶代わりの

「暇だー。」

「もう、いやになった。」

「忙しそうじゃん。」

「やめてよ、本当に。」

みたいな会話が普通というか日常でした。

 

絶対に、うちの店は忙しいとか言う人はいなかったなぁ。

 

それにしても、あの頃のソプ。

そのソプ街の全ての店が満員、待ち時間です。

街の中にある喫茶店は、ソプ店の待合室に入りきれないお客様が

ワンサカでした。

 

通常、一回転くらいは待てるキャパシティーがあるのが普通ですから

茶店で待っているお客様は、二回転後以上という事です。

 

90分店なら、90分プラス、インターバル5分、プラス平均45分の計算で

考えるとまぁ、140分。二時間20分ですね。だいたい。

 

そういう時の口説き文句は、こんな日のこの時間帯で、

待ち時間がない方がおかしい。

どんな女の子が出てくるか分からない。

みたいな感じですね。

 

その後、ソプ景気も落ち着いた頃、

ちょっと高級店で働いていた時、

若手の、仕事が出来るとされて会社からも期待の男子スタッフが

予想通り、すいません2時間位、待ち時間になっているんですよ。

みたいな事をお客様に言っているんですよ。

 

基本が出来てないというのは、こういう事ですね。

こういう時に経験豊富なソプの忙しい時代を知っている我々は

 

あ、ちょうど、二時間待ちで、な、な、なんと、この子が取れますよ。

こんなラッキーは中々ないですね。

逆に30分とか待ち時間だと、お店で待っていないといけませんが、

二時間だと、外出して、また戻ってくると、ちょうど良い感じです。

 

そういう事です。

以前にもお話した、「て」「に」「を」「は」が大事ってそういう事ですね。

 

昔からよく行くラーメン屋で、カウンターがいっぱい、その後ろにもお客さん待ってて、外も少し行列の店がありまして。

確かに美味しいし、そこは認めるのです。

が、しかし、ちょっとお客さんが途切れそうになると、

たちまち、ラーメンを作る速度を落としたりするんですよ。

 

おタマで、妙にフライパンをカンカン叩いたり、カウンターの中うろついたり。

仕舞いには、奥の方のバックヤードみたいな所に姿をくらましたりするんですよ。

おいおい、早く作れよ。美味しいんだから、いつも、来ているんだから。

 

何年も前から、よく行っているんで、もう分かっているんです。

早く、作れよー。と、いつも思うんですよ。

 

一度、遊んでもらっている、超可愛い子ちゃんの、超ワガママ娘と食べに行きました。

美味いから、ちょっと、だいぶ辛いけどね。

流行っているからお店も満員だよ。

とか、いろいろ前振りもして。

えーっ、ラーメン?

とか、言われてもタマには良いじゃん。

みたいな感じで。

 

で、その日も忙しいのですが、ちょっと、いつもよりは、それ程でもないかな、

という感じの混み具合。

 

またね、いつものね、フライパンをカンカン無駄に叩いて、

バックヤードに引っ込んだり、出てきたり。

 

そしたら、超可愛いワガママな彼女がついに怒り出したんですよ。

良い加減にしてよ。早くしてよ。ってな感じで。

一応、止めましたけどね。

素直で、正直で良い子なんです。綺麗だし、可愛いし。

そういう所も彼女の長所なんですけどね。

 

でも、そのラーメン屋のマスターの作戦もありだと思うんですよ。

それを長年やるうちに、それなりにちゃんと流行っているんですからね。

主導権を、お客さんに渡さないと言うそういうコンセプトの様ですよね。

いやなら来なくて良いよ。うちは味で勝負なんだ。みたいな強気感。

そういう感じにすればするほど、お客さんは来るんじゃないか。

 

その感じはソプ嬢にも通じる者があります。

その怒り出した彼女も、指名埋まっている子なんですよね。

イイ女なんですよね。

 

人生は一度きりなんですから、もっともっと、ポジティブに

前向きにですよね。