ソープヒストリア

歴30年越えソーパー、セミリタイア中々

ソープ嬢とお客様の結婚1

意外とあるんです。

ある売れっ子ソープ嬢

二十歳くらいでソープで働き始めて、

23〜4歳位の時にうちのお店に移って来ました。

移籍の事情は最初のお店が現場スタッフ、

店長も含め全員解散となりました。

僕はそのお店の元スタッフで

店長と仲良しだったので、

女の子を何人か引き受ける事になりました。

ただし、条件がありました。

女の子が一本ついたら、千円くれ、と言う条件でした。

割引の枠で何とかなりそうなので

引き受ける事にしました。

でその中の一人がかなりの美形で

身体も綺麗で、何よりお客様との

やり取り、駆け引きが上手い。

早い段階で指名パンパンになり、

ずーっと引退する迄埋まってました。

予約が空くことは無いのですが、

ウチにいた7年位のあいたに、

二回位、空きそうになりました。

すぐに電話番から連絡が来て

ヤバイです、みたいになりました。

そう言う時は、もうその場にいる

フリーのお客様をP指名に仕立て上げ

遊んで貰う。

とにかく、埋める。稼がせる。

それが基本的な考え方でした。

で、その彼女が在籍中に一本も空くことは

ありませんでした。

彼女自身も、何年もかけてぢっくりと

お金に余裕のある、無茶しない、

大人しいお客様に入れ替え、入れ替え、

自分が無理しなくても良いお客様ばかりを

集めて行きました。

段々と、パッと見ただけで、

服装、お顔立ち、立ち居振る舞い、

あ、彼女のお客様だなと

判る位になって行きました。

で、出勤して来た時より帰る時の方が

化粧バッチリなので、凄いね、と

指名が埋まる子なので皮肉でも何でもなく

本当に心の底から褒めたら、

当たり前じゃん、これから飲みに行くの、

と言ってました。

この項、続きます。